ワークライフ
バランス 3
育児と仕事、両方とも大切。
状況に応じてしなやかに生きていく。
ITソリューション
Y.Sasai
入社後順調に経験を積む中、
入社2年目で出産。喜びと不安の中で
入社する前は、まさか自分がこんなに早く結婚することになるとは思ってもいませんでした。結婚は縁だとよく言われますが、私は日本総研に入社してまもなく、同期である現在の夫と出会い、意気投合して結婚。その一方で、入社後半年の新人研修を終え、銀行の国際システムを担当する部署に配属されました。1年目で実際の開発を経験し、システムを作り上げていく面白さや難しさを学び、2年目になっていよいよ案件の推進を主担当として行うことに。アジア地域の拠点で使う会計システムのレベルアップ案件の推進を任せられ、銀行と要件を決め、ITベンダーのマネジメントを行う日々。これから本格的にキャリアを重ねていこう、というタイミングで子供を授かりました。純粋に喜ぶとともに、正直なところ不安も感じました。これからという時期にブランクができてしまうことで成長が止まってしまうんじゃないか。私が抜けて周囲に迷惑をかけてしまうんじゃないか。期待してくれている上司や先輩方はどう思うんだろう…。今思えば私は焦っていたんだと思います。そんな複雑な心境で周囲の方に相談しましたが、私の不安に反し、同僚は妊娠したことを心から喜んでくれました。上司からも「心配しないで戻っておいで。」と声をかけてくれ、涙が出るほどほっとしたことを覚えています。
当たり前にサポートしてくれる。
それがとても嬉しかった
育児休暇から復帰した時、部署の同僚たちや同期の仲間、いろいろな人が「おかえり」と明るく迎えてくれ、職場は以前とほとんど変わっていませんでした。上司からは「以前の仕事をそのままお願いしたい」と、休みに入る前と同じ役割をアサインされました。同じ職場に復帰でき、しかもきちんと戦力として認めてもらえたことがとても嬉しかったです。それからは、9時から16時までの時短勤務制度を活用して、朝は子供を保育所に預けてから出社し、退社後に迎えに行く毎日。仕事ができる時間が限られているので、おのずと業務のスピードは上がりました。まだ乳児の頃は、突然熱を出して保育所から連絡があり、急に迎えに行かなければならないこともしばしば。いつそんな事態になっても問題がないよう、私が抱えている業務をチームのメンバーと絶えず共有し、私が抜けた時には代わりに対応してもらう体制を取りました。特にチームリーダー(男性)は3人の子育てをしてきた経験から、私以上に両立の大変さを知っており、先回りをしてかなりサポートしてくれ本当にありがたかったです。徐々に、同期のなかにも、育児休暇を取得して復帰する社員が増え、彼女たちともよく情報交換して、仕事と育児を両立させるヒントをもらっています。
引き算で発想する。
子供ができて成長した自分
子供がいるから、時短勤務だから、という甘えは持っていません。人それぞれ状況は異なり、私は子供がいることも含めて私だと考えています。ただ、考え方の面で以前と大きく変わったことがあります。それは、目の前にあること全てを完璧にしようとしすぎないこと。子供が急に病気になってしまって休まざるを得ない時など、自分なりの段取りを考えていても、その通りにいかない日もある。それを何でできないんだとネガティブに捉えても前進はしません。その仕事の本来の目的は何で、何を除いていいのか。結果として100点の仕事をするために自分が何をする必要があり、何をしなくていいのか。時間が限られた状況でより質の高いアウトプットを目指すうちに、本質に迫るには、むやみにできることを足すのではなく、あえて引き算的な発想をすることが効果的だと実感するようになりました。
出産後4年が経ち、子供もだんだんと大きくなり、かつてほど手がかからなくなってきました。最近では少しずつ余裕も生まれ、自ら希望してシステムの企画業務にも積極的に関わるように。また状況が変化し、人生の新たなフェーズに入ったのでしょう。ただ、もう不安はありません。状況にあわせて日々成長しながら、自分なりのやり方で子育てもキャリアアップも両立させていく。それがいまの私です。
Profile
入社
2009年
専攻
社会イノベーション学部
趣味
ショッピング。休日に子供と遊ぶこと。
日本総研でのキャリア
海外の銀行拠点の会計システムや情報系システムの開発を担当。2010年に第一子を出産し、7カ月間の育児休暇を経て職場に復帰。