窮地に追い詰められたとき、
何を選択し、どう決断するか。
ITソリューション
  • 若手
  • 男性
  • 理系
Y.Toyohara
所属 : ITソリューション 研究科/学部 : 理工学研究科
趣味 : 愛車スズキの隼(1300cc)でのツーリング
日本総研でのキャリア : 入社後インターネットバンキングのプロジェクトに従事。3年目に自ら志願し国内のITベンダーでトレーニーを経験。
トレーニー後は、銀行業務と証券業務の連携を実現させた「銀証連携」プロジェクトに参画。

入社3年目でトラブルの前線へ。
自分があえて選んだ道。

「仕事の中で世の中に影響を与えたい」。学生の頃そう考えていた私は、大規模金融グループのシステムを担う日本総研は、自分の想いを実現するにふさわしいフィールドであると考えた。入社後、プログラミングの工程についてもっと経験を積もうと、入社3年目で社内の研修制度である「ITベンダートレーニー制度」への参加を志願した。トレーニー制度とは、日本総研の取引先であるITベンダーに籍を置き、ITの実務を学ぶ制度。私はそこで銀行システムのプログラミング工程に携わった。
ある日、自分にとって晴天の霹靂の出来事が起こった。深刻なシステムトラブルが発生し、ベンダー側の組織から、自分がリーダーとなってトラブルに対処してほしいと言われたのだ。もしこのとき、日本総研側の上司に助けを求めれば、きっとこの場から立ち去ることもできただろう。思い悩んだ末、私はこの場に留まり、トラブルの最前線に立つことを選んだ。ものづくりの現場に飛び込み、その「リアル」を丸ごと受け止め、経験を積みたいと望んだのは、他でもない自分。最後までやり遂げると、腹をくくった。結果的に私はトレーニー期間をさらに延長し、最後まで納品をやり遂げた後に日本総研に戻ったのだった。

content1

金融の新しい時代の扉を開ける、
銀行と証券とのシステム連携。

トレーニーから戻ってきた私は、グループ内の「銀行」「証券」の業務を統一化する銀証連携プロジェクトにアサインされた。銀行と証券。会社も違えば業務の特性も違う。もちろん、システムのつくりもデータの種類も異なる。この難易度の高い課題を解決するためには、それぞれの想いを関係者と共有し、伝え、認め合い、チームの気持ちを一つにする必要がある。まさに、日本総研の手腕が試されるときであった。
大規模なプロジェクトでは多くの課題が交錯する。私がこのプロジェクトに入ったときも、一部、システム上の制約や前提条件が十分に考慮されないまま、プロジェクトが進んでいた。今からすべての関係者に状況を伝え、全体のスケジュールを大幅に組み直すのはあまりにもリスクが高かった。「どうやって解決するんですか!」。どの関係者の言葉にも、不安の色が滲み出ていた。

content1

価値観の違いを乗り越えて、
絆をつなぐ仕事。

トラブルを目の前にして、自分でも驚くほど、私の動きは早かった。すべての関係者に現状を認識してもらうための資料を作成し、そのうえで対応プランを話し合って回った。
もちろん、簡単に合意形成が図れるわけではない。時には言い合いにもなった。それでも辛抱強く、会話を続ける。地道ではあるが、プロジェクトを前に進めるためには一番重要だ。「わかった。これを元にやるだけやろう」。関係者の気持ちが一つになって、その後の工程の業務に集中した結果、無事、スケジュールどおりにリリースすることができた。
日本総研の仕事は、いつも選択と決断の連続だ。今、一つだけ言えるのは、決して安易な道を選ばない自分でいたいということ。それがきっと、まだ見ぬ未来につながっていくに違いないからだ。