TOP>中国の大学を卒業後、日本の大学院に進学して環境問題を学んだ。大学院の授業でITの可能性に触れたことをきっかけに、日本のSIerに入社。エンジニアとしてのキャリアをスタートした。5カ月間の研修でプログラミングを習得した後は銀行系CRM(顧客関係管理)システムのプログラム開発とテスト工程の業務に携わった。主担当として業務を任されることも経験でき、新卒入社で技術を習得する点ではこの上ない環境だったと思う。しかし一方で、案件立ち上げの背景やユーザーの思い、要望についてほとんど知らない状態でシステム開発を進めることに不安を感じ始めた。そして入社2年目の春を迎え、ユーザーに踏み込んだ提案ができるエンジニアになるために本格的な転職活動を開始した。
私が企業選びにおいて最も重要視していたのは、ユーザーと直接コミュニケーションを取りながら開発を進められる環境だった。日本総研はプライムの立場でユーザーと直に接点を持てること、そして裁量権を持って案件を推進できることに魅力を感じた。面接では日本総研の若手社員が携わっている案件や、どのように活躍しているかを具体的に説明してもらえたため、入社後の自分の成長イメージを鮮明に描くことができた。得意な英語と、母国語の中国語を使える環境も魅力に感じたため入社を決意した。
私が所属するデータ・情報システム本部は、SMBCグループのデータ利活用や国内外に対するビジネス戦略の早期実現に向けたシステム構築をミッションとしている。私は、SMBCのオーストラリア・アジア拠点で使用している各種システムの開発保守案件を担当している。現在、私が任されているのは銀行のモニタリングシステムの開発や、AML(アンチマネーロンダリング)業務に関わるユーザー照会の調査業務だ。ユーザーからの要望をもとに開発案件を立ち上げ、ITベンダーの方々と開発業務を推進している。ユーザーやパッケージ会社とのやりとりでは得意な英語を活かせているため、転職で実現したかったことは叶えられていると実感している。
ユーザーと対等に接し、システムに関する具体的な提案やサポートが行えることに対して想像以上にやりがいを感じている。入社時は銀行の業務知識がまったくない状態だったため戸惑うこともあったが、前職で得た技術やプログラムの知識を活かしながら知識の幅を広げている。
入社以来、最も実感しているのは日本総研の充実した教育体制だ。プロジェクトリーダーや先輩社員からさまざまな面でサポートいただけており、開発業務の進め方に関しても体系的に理解できるようになった。今ではユーザーの問い合わせや依頼に対して自力で調査し、回答できる機会も増えた。前職では一人でコツコツと仕事をする場面も多かったが、常にフィードバックがもらえる現在の環境がありがたいと感じている。
若手社員の主体性を重んじており、新しい仕事に次々と挑戦できる点も日本総研の魅力の一つだ。案件のアサインについて都度希望を聞かれるため、自分でキャリアをデザインしていくことが可能な環境だと感じている。私も中規模の開発案件のリーダーに何度かアサインされ、プロジェクトマネジメントの基礎を学ぶ機会を得た。意思を伝えた分、責任を感じながら案件に向き合うことができ、能動的に学ぶことの重要性を実感する日々を送っている。
入社して意外だったのは、日本総研は多様性を尊重するカルチャーがあることだ。英語や中国語を学ぶコミュニティがあり、誰でも英語や中国語を使って自己紹介しながら気軽に交流を楽しんでいる。外国人社員を「受け入れる」のではなく、仲間として価値観を共有する姿勢に驚きと感銘を受けた。日本総研は、グローバルシステムの開発を拡大する方針の下、社員の多様性を重要視しているという。将来的には、海外拠点向けの大規模開発案件のプロジェクトマネージャーになり、さまざまなバックグラウンドを持つユーザーやパートナーと連携しながら成長したいと考えている。