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  • 社員インタビュー T.Suzuki

単に「ゴール」を目指すのではなく、 その先にある事業の行く末を 見据えた提案を。

ITソリューション
T.Suzuki
所属:ITソリューション部門
研究科/学部:経営システムデザイン学部
Interview01

公共性の高い大規模案件に携っていた経験を活かし、
より上流の業務を求めてキャリアチェンジ。

新卒で通信インフラを担うSIerの関連会社に入社し、約5年間にわたって主に高速道路や空港ネットワークの基本設計や構築に携わった。空港内データセンターのネットワーク機器や監視カメラの管理運営など、担当業務は広範囲に及んだ。構築作業や工場での機器検証など、実際に現地に足を運んで作業することも多かった。充実していたが、年次を重ね、経験を積むにつれて顧客への提案や要件定義などの上流工程に関わっていきたいとの思いが強まっていった。また、結婚を機に自身のワークライフバランスを見直し、突発的な残業の増加や、出張続きの毎日を是正するためにも、次のキャリアに踏み出そうと決意した。

Interview02

SMBCグループの一員として、
グループ企業の事業に直接貢献できる環境に魅力を感じた。

転職において最も重要視したのは、プライムとして直接、顧客から案件を担当できる環境が存在することだった。顧客と距離が近い場所で、自分の意思を設計に反映できる場所、ということは譲れなかった。日本総研の求人を見つけた時、グループ企業のITソリューション企業はまさに自分の求めていた条件に当てはまる環境だと思った一方、金融ITの専門企業という点に一抹の不安を覚えた。私には金融知識がまったくないし、銀行を想起させる「お堅い」社風なら自分に合わないかもしれないと思ったからだ。しかし実際に面接を受けてみて、その心配は杞憂に過ぎなかったことがすぐに分かった。面接官は非常にフランクで、私が大規模ネットワークの設計・構築に従事してきたキャリアを非常に高く評価してくれた。さらに残業や給与など、求職者が質問しにくい点を率直に話してもらえたことも印象がよかった。そして何よりも、ユーザーとしてのグループ企業に対する企画提案を通じて、グループ各企業の事業に直接貢献できるという環境が自分にとって非常に魅力的だった。金融知識は特に求めないと明言いただいたことも決め手になり、私は日本総研への入社を決めた。

suzuki
Interview03

全国約600拠点の出張所の
ネットワーク更改プロジェクト。
数多くの関係各所との
丁寧なコミュニケーションが
成否を分ける。

入社後、私はSMBCグループ各企業のネットワークの安定的な運用を担う部署に配属された。当該部門では、ネットワークの運用だけでなく、新技術導入によるシステムのレベルアップや運用の改善を行っている。現在、SMBCの店舗外出張所のネットワーク更改プロジェクトを担当しており、全国約600拠点にも及ぶ出張所のネットワーク機器・回線のリプレイス業務を行っている。前職でもこれに近しい業務の経験はあるが、大きな違いはユーザー企業の視点から業務に臨んでいる点だ。前職では決められた要件に沿い、求められたゴールに向かって業務を完遂することが求められていた。しかし現在では、ネットワークを構築した先の運用方法や、有事の際の対応などの細部まで設計している。SMBCだけでなくサービスを利用するお客様にとって何が重要かを考え、より高い目線でネットワーク構築を目指して検討できるようになり、業務レベルが格段に上がった。また、関係者が非常に多いことも前職と大きく異なる。ネットワーク機器の設置業務を担うベンダー企業のコントロールや、SMBC担当者を含む関係各所との調整など、丁寧なコミュニケーションがプロジェクト成功の鍵を握る。日本総研に転職したことにより自分の業務の幅が拡がり、着実にキャリアステップできていることを実感している。

Interview04

ミッションクリティカルな
システムを担う企業ならではの、
「助け合いの精神」が
根付いている。

これは入社して分かったことだが、日本総研には業務ができるだけ属人的にならないよう「仕組み化」し、みんなで助け合っていこうという精神があるように思う。これは、ミッションクリティカルな大規模金融システムを数多く運用していることで培われた企業風土なのだろう。大規模プロジェクトを少数の社員で運用しており、任される範囲は非常に広いのだが、過度なプレッシャーを感じることなく業務を進めることができている。加えて、テレワークの推進や服装の自由化、充実した研修制度など、社員の働き方改革や人材育成も非常に進んでおり、日本有数のメガバンクグループとして一般企業に先んじた環境を整備している点もキャリア入社者には魅力的だ。私自身は業務内容が大きく変わったことで出張はほぼなくなり、テレワーク中心の業務でQOLは大きく向上した。
銀行にとって一般のお客様との窓口となるATM出張所は、ほんの小さなネットワークトラブルでも銀行の大きなイメージダウンにつながる場所だ。それだけに責任は重いが、影響力が大きな仕事に携わっている自負を持ち、むしろ楽しみながら取り組んでいる自分がいる。今後はこれまで培ってきたネットワークスキルを武器に、プロジェクトマネジメントの経験を積み、新たなスキルを伸ばしていきたいと思う。

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