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セキュリティ技術×伝える技術。 二つのスキルが 最大限に活かせる仕事。

ITソリューション
K.Naganuma
所属:ITソリューション部門
研究科/学部:情報学部
Interview01

前職で脆弱性診断業務とセキュリティ研修講師を経験。
セキュリティの重要性を伝えたいと、転職を決意。

学生の頃からよくニュースで見聞きしていた「ホワイトハッカー」と呼ばれる仕事に、漠然とした興味を持っていた。サイバー犯罪が高度化する中、セキュリティの技術や知識を駆使して家族や友人を見えない脅威から守りたい。当初はそんな素朴な思いから私のキャリアは始まった。新卒で入社した会社では、書店向けの業務管理システムの開発を担当した。同時に独学でセキュリティ技術の勉強を始め、その後セキュリティ専門の情報システム会社に転職。3年間にわたって企業の脆弱性診断業務を手掛けた。転機となったのは、セミナーの講師としてウェブアプリケーションの脆弱性診断について登壇する機会に巡り合ったことだった。脆弱性診断の仕事は非常に楽しかったが、それと同じレベルで情報セキュリティの重要性を多くの人に伝えていくことに大きなやりがいを感じるようになった。今後キャリアを考えていく上で、「セキュリティ技術」と「伝える技術」のスキルを高めることを意識し始めるようになった。

Interview02

経験と能力を活かした仕事を模索する中、
グループのセキュリティ教育という仕事に巡り合う。

セキュリティエンジニアが関連する仕事は、多種多様でかつ複合的な要素があるために、転職活動は情報収集の面でやや苦労した。技術面では開発と脆弱性診断の経験のみで、セキュリティ教育に携われる仕事をしたい、という私の条件に合致する募集かどうかは、実際に企業と面接してみなければ分からない場合も多い。手探りで活動を続ける中で、巡り会ったのが日本総研だった。面接の場では、私の今までの経験を高く評価してくれただけでなく、セキュリティ教育という私のコミュニケーション力を活かした仕事を提示してもらった。日本総研のセキュリティ統括部は、社内だけでなくグループ企業のセキュリティ対策に総合的に携わっており、セキュリティ教育や技術研究、セキュリティ製品の実証、突発的に発生するセキュリティインシデントへの対応と、実に多岐にわたる活動を行っている。中でも、自らセキュリティ教育を実施していることに関心を持った。

naganuma
Interview03

グループ社内の
セキュリティ意識の向上を目指し、
教育から訓練活動まで、幅広い業務に
対応する。

入社後、私はSMBCグループのセキュリティ教育を担うチームで、グループ従業員に対する教育研修講師を務めている。さらに新しい教育カリキュラムの企画や、セキュリティ強化の一環とした様々な訓練活動の実施など、仕事は多岐にわたる。セキュリティ教育の専任担当者としてグループ社内の環境や社員の意識を底上げし、セキュリティの技術・知識・マネジメントを全社的に向上させることが私のミッションだ。業務は同じチームの中でもセキュリティ技術の研究、セキュリティ製品導入など一人ひとり異なる分野の仕事を担当しており、「広く浅く」ではなく、特定の分野に対して深い知見を持つ社員が活躍している。金融グループの企業ということで、入社前は社内規律が厳しく縦割りの企業なのだろうと想像していた。入社してみると、与えられている裁量は大きく、業務を自分で調整しやすい環境であることは良い意味で驚いた。また一方で、一人ひとりの裁量が大きいからこそ、自分が担っている複数のタスクをセルフマネジメントできる能力も求められる。役職や経験、年齢問わず、率直に意見交換できる環境なので、都度コミュニケーションを取りながら新しい業務にも積極的に取り組んでいきたいと思う。

Interview04

セルフマネジメントをベースに
業務をコントロール。
ワークライフバランスは
大きく改善した。

私の転職理由の一つとして、ワークライフバランスを改善したいという思いがあった。前職は対顧客向けだったこともあり、突発的なトラブルへの対応が求められることも多く、急な深夜残業が発生することも少なくなかった。しかし現在の職場はセルフマネジメントを基本としており、比較的時間の使い方を自分で決められるため、働きやすさは大きく変わった。会社の制度としてテレワークがスムーズに実施できる環境が整備されており、出社する機会が以前より大きく減ったことも大きいだろう。

セキュリティは常に新しい情報をキャッチする必要があるため、その流れについていけるよう体制も常にブラッシュアップしていくのが大事だと考える。「セキュリティ技術」と「伝える技術」という自分の強みを活かし、グループのセキュリティ体制の確立にも貢献していきたい。

naganuma
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