新卒で SIer に入社し、金融関連の部門で技術支援を担当。システム開発の上流から下流まで携わり、内製開発の経験も積むことができた。金融システムに深く関わる中で、さらに成長するためには環境を変えることも必要かもしれないと感じ始め、転職を検討するようになった。日本総研を選んだのは、多くの人や企業に貢献する金融システムの開発を国内有数の環境で経験できると考えたからである。ユーザーであるグループ企業と距離が近く、連携しながらシステム開発ができることも魅力に感じた。採用面接では同僚になる方も含め、複数の社員と話す機会があった。とても親しみやすく、コミュニケーションが取りやすいと感じたことが印象的であった。
転職に際しては職場の雰囲気や人柄も重視していたため、この人たちとぜひ一緒に働きたいと思ったことが決め手となった。
私が所属するプラットフォーム基盤システム本部はクラウド、特にAWSを活用しながらグループ企業のインフラを支える部署である。チームでは、グループ各社が使用するAPIの共通基盤を開発し、個別システムのセキュリティー強化機能として取り込むことで、外部企業とSMBCグループのシステム連携を可能にしている。
現在はAWS標準テンプレートの構築・展開や、内製開発力の強化に向けて、社員が安心・安全に利用できる検証環境の構築に取り組んでいる。これらの活動を通して、自身の知見を深めるとともに全社でのAWS活用および技術力の強化に貢献したいと考えている。
入社して驚いたのは、金融の堅いイメージとは真逆の自由で風通しの良い社風であること、そして日本有数の金融システムを守るために全員が協力し合うカルチャーが浸透していることであった。
これはキャリア入社者の多くが感じているのではないであろうか。また、日本総研では若手のうちから裁量権をもって仕事を進めることができる。それだけに自律的に働くことが求められるが、研修受講などスキルアップのためのサポートも充実している。新たな技術のキャッチアップなど意欲的に学ぶ姿勢の人が多いため、成長したい人にとっては願ってもない環境と言えるであろう。私もこの環境を活用しAWSの認定資格の取得を進め、2024 Japan AWS All Certifications Engineersの認定を受けることができた。
日本総研ではグループ企業やITベンダーと連携してシステム開発を行っている。クラウドサービスは多岐にわたるため、システムの開発・構築には多くの方と関わり、協力し合わなければならない。エンジニアは高い専門性はもちろんのこと、プロジェクト遂行力や周囲を動かす力も必要になる。日本総研にはその両方を兼ね備えた社員が多くおり、私もその中で共に働きながら学び、成長していきたいと考えている。
現在はテクニカルエンジニアとして、社内外のITインフラを技術面で支える役割を担っている。
日々アップデートされるAWSなどの最新情報をキャッチアップしていくとともに、今後はクラウドネイティブの要素技術であるコンテナやマイクロサービスなど、複数の技術領域にも精通した人材になりたいと考えている。さらにプロジェクト遂行力も磨き、プロジェクト全体のマネジメントが担えるよう成長していきたい。