インキュベーションを行う創発戦略センターでは、「論」と「実践」を両立することで次世代に向けた新たな論と動きを創り出すことを目指しています。
今日のように、情報化やグローバル化を背景に社会の動きが大きく変化する時代には、次世代を示唆する「論」に加えて、実際の事業の現場を引っ張るための「実践」が必要だからです。1990年代、日本に新興市場がなかった時代には環境分野を中心にベンチャービジネスを立ち上げ、2000年前後、構造改革に焦点が当たった時代にはPFIをはじめとする改革型の事業を実践し、グローバル市場が重視される昨今では新興国市場での先端事業の立ち上げに注力しています。時代の要請により目的は変わりますが、「インキュベーション」を標榜し、「ドゥ・タンク」として新しいビジネスや活動を創り出そうとする姿勢は私たちの普遍のポリシーです。