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日本総研が取り組む
テクノロジー
グループのIT戦略を担う中核企業として
「最先端技術の本質」を理解し、SMBCグループ各社と
新たな金融サービスの共創を目指すとともに、社会インフラとして
「信頼性の高い金融システム」を提供し続けるためのサイバーセキュリティ対応など、様々な取り組みを行っている日本総研。
このページでは、日本総研の新たな取り組みを紹介します。
AI・
ブロックチェーン
セキュリティ

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先端技術を究めて使いこなせる専門家集団「先端技術ラボ」とは

SMBCグループの技術の目利き役として、2017年10月に設立された「先端技術ラボ」。同組織は、先端技術の「リサーチ」、「技術検証・評価」および「技術相談」を実施、SMBCグループ各社のデジタライゼーション(※1)の実現に貢献しています。また、外部専門機関やITベンダー、大学等とも連携し、先端技術の本質を理解するとともに、今後の技術進化についてリサーチ、検証・評価を行っています。
(※1)デジタライゼーション:技術を活用したデジタル化。大きく、デジタルトランスフォーメーション(顧客への新たな価値提供や既存ビジネスモデルの変革など)デジタイゼーション(既存業務・プロセスのIT化によるコスト削減、事務プロセス改善など)に分類される。

先端技術ラボの組織関係図

組織関係図
既存の金融ビジネスに捕らわれない、これまでにない挑戦を。

先端技術ラボはSMBCグループの技術の「目利き」として、応用研究を中心に、最先端の技術を評価し、選定するという役割を担う組織です。例えば、AIと一口にいっても、実に多種多様な領域、技術の成熟度合いが存在します。その中からSMBCグループのお客さまにとって便利で魅力的なサービスの実現に結びつく技術を見極め、SMBCグループ各社のデジタライゼーションの実現に貢献することが、先端技術ラボのミッションです。
近年、金融機関を取り巻く環境は大きく変わり、金融・非金融サービスを一気通貫で提供する仕組みなど、金融サービスを提供するのは金融機関だけではなくなりました。先端技術ラボは、既存の金融ビジネスの枠に捉われず、常に挑戦し続ける組織を実現するために行動基準となる「クレド(信条)」を作成しています。不確実な未来の予言は難しいですが、SMBCグループの技術の「目利き」として、個々の領域に固執せず、視野を広く持ち、自らの手を動かし、真理を追求することで、将来の金融サービスをSMBCグループ各社とともに実現していきたいと考えています。

先端技術ラボのクレド(信条)

SMBCグループにおける技術の目利き役へ

使命を果たすための考え方や行動技術、日々の業務の宣言

まずは行動してみる

できない理由を考える暇があるならやってみる。
方向性すら不確実な状況においても、今この瞬間、プラスにつながるアクションを心掛ける。

やり始めたら情熱を注ぐ

一度決めたことは、SMBCグループ・日本総研の代表として情熱を持ってやり遂げる。

自らの手を動かし、真理を追求する

未経験の技術や事業に対してその真理を正しく理解するには、自ら手を動かさねば到達できない。
金融の領域に捉われず、個々の領域に固執せず、視野を広く持ち、自らの言葉で発信する。

失敗は行動した成果である

チャレンジした失敗は成果として大いに受け入れ、褒めたたえ合う。

専門性を磨き続ける

自らの専門性を追求し、SMBCグループ・日本総研における第一人者となり、腕を磨き続ける。
そのためには、積極的に外部の有識者や競合先との人脈形成を図り、共創し、切磋琢磨する。

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先端技術ラボのミッション

(1) 先端技術リサーチ

国内外のあらゆるチャネルから収集した先端技術の動向や活用事例などから、本質を見極め、先端技術ラボとしての見解をまとめてSMBCグループ各社に発信しています。 リサーチ分野は多岐にわたりますが、特に、金融ビジネスでの活用が見込まれる技術(※2)にフォーカスし、最先端技術を分かりやすく解説するとともに、当該技術が国内外、他業種を含めてどのように活用されているか、活用事例を紹介しています。活用事例の調査は、インターネットや書籍といった文献等の情報だけでなく、現地調査やヒアリング等を行い自らの目で確かめ、文献では得ることのできない情報の付加を行っております。 最も重要なのは、先端技術ラボが保有する専門的知見をもとに見解をまとめ、SMBCグループ各社にタイムリーかつ的確な提言を行うことです。 成果は、調査レポート等のほか、グループ各社における研修や個別セミナーを通じて公表しています。
(※2)リサーチ対象技術:デバイス、認証、IoT・ネットワーク、ビッグデータ、AI(人工知能)、ブロックチェーン、量子コンピュータ

(2) 先端技術の技術検証・評価

金融ビジネスにおいて先端技術の活用見込みがある分野・テーマを絞り込み、技術検証・評価のみならず実用化に向けたプロジェクトの立ち上げも支援しています。現在は、技術革新によるインパクトが大きい「AI(人工知能)」および「ブロックチェーン」領域に注力し二つの方向性で技術検証に取り組んでいます。
一つは、日進月歩で進展する技術を持続的に獲得し続けるために、数年後の実用化が見込まれる先行研究や先端手法をリサーチし、業務適用し評価することです。
もう一つは、既存製品・技術では業務ニーズが充足されない課題に対して先進技術を活用して解決することです。
また、技術の本質的な理解と応用力の習得のため、各専門分野の有識者との共同研究、国内外のトップカンファレンス等への論文投稿および登壇、データ分析コンペ参加など対外活動も積極的に取り組んでいます。

AI(人工知能)

ディープラーニングを中心に専門的な要素技術を習得するとともに、各テーマ(自然言語処理、グラフ分析、説明可能AIなど)の技術検証・評価や有識者との共同研究を実施しています。
AIと金融の親和性はとても高く、数値予測、特に、金融機関は大量のテキストデータを保有しているため、自然言語処理を活用した事例も多く存在します。

[AI技術領域の中で特に注力している分野]

自然言語処理:自然言語を数値化し、カテゴリ分類やセンチメント分析、言語生成などを行う技術。
グラフ分析:ノードとノードをつなぐ線で構成されるグラフ構造のデータを分析する技術
説明可能AI:ディープラーニングが出力した結果に対し、人間に説明可能な解釈を与えるための技術

ブロックチェーン

大学やITベンダー等の有識者の人脈・コミュニティを活かし、最新研究をキャッチアップし、Ethereum(※3)やHyperLedger Fabric(※4)などの技術評価・検証を実施しています。 (※3)パブリック型ブロックチェーンのプラットフォームの一種。「スマートコントラクト」と呼ばれる契約を自動で執行するプログラムをブロックチェーン上に登録できる点が大きな特徴。
(※4)エンタープライズ向けのコンソーシアム型ブロックチェーン。実証実験が最も活発に実施されている。

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先端技術ラボへの期待

技術の進化は、社会経済、人々の生活を大きな影響を与えています。現在(2019年10月)、世界のスマートフォンユーザーは51億人を突破し、国内の普及率も8割を超えました。その性能は、20年前のスーパーコンピュータを凌駕しています。いつでもどこでもスマートフォン一つで様々なサービスを享受するという大きなパラダイムシフトが起こる中、GAFA(Google,Amazon,Facebook,Apple)を中心としたテクノロジー企業が、金融の領域にも進出するなど、金融機関が提供するサービスの在り方が問われています。
スマートフォンに限らず、世界中で今この瞬間も新しい技術が次々に生まれ、それらは指数関数的なスピードで進化を続けています。お客様に便利で魅力的なサービスを提供し、ビジネスを有利に運ぶには、先端技術の活用は不可欠であり、どの技術に着目し、どのような手を打つべきかを「目利き」することは最も重要な経営課題の一つとなりました。
SMBCグループの金融プロフェッショナル集団における先端技術ラボは、リサーチャーと技術専門家人材という、2つの専門家集団が有機的に連動しながら培っている技術の目利き力を武器に、SMBCグループのデジタライゼーションを技術面で先導していきます。

先端技術ラボに関する採用サイト内の記事

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日本の重要インフラを守る、その最前線

日本経済の根幹を支える大動脈の一つ。私たち日本総研のITソリューション事業がつくるITシステムをそう呼んでも過言ではありません。SMBCグループは、この大動脈(ITシステム)を通じて日本中、また、世界中の経済活動に貢献しています。同時に、攻撃者からは重要な情報や資産を持った格好の標的として、日々、あらゆる攻撃にさらされる立場でもあります。
その最前線で戦っているのが日本総研のセキュリティチームです。自分たちが日本の重要なインフラを守っているという強い自覚と責任感を持って、エンジニアリングから研究、教育といった様々なアプローチでセキュリティに取り組んでいます。

他の誰でもない、自分の手で守る。

日本における企業のセキュリティに対する取り組みは、外部の専門組織に委託するケースが多いのが現実です。その理由として、高度なセキュリティ人材を自社で育成したり、専門的な組織を自社で構築・運用したりすることの難しさが挙げられます。そうしたなか、日本総研は自らグループ企業のセキュリティ対策に当事者として携わっており、グループ企業間の連携強化、金融グループ特有の脅威に対するより深い分析、技術面の進化を目指しています。グループ各社との強固な信頼関係を基盤に、お客様の大切な資産を守るという思いを一つにして、ともに迫り来るサイバー脅威に対峙する。それが日本総研のセキュリティチームの強みであり、セキュリティに携わる社員一人ひとりのやりがいでもあります。

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セキュリティチームのミッション

日本総研のセキュリティチームは、自社に対するサイバー脅威を24時間365日監視し、分析を行う「SOC/CSIRTチーム」、セキュリティシステムの構築や国内外のセキュリティ製品の技術検証を行う「プロジェクトチーム」、グループとしてのセキュリティポリシーの策定や新技術の検討を行う「リサーチチーム」に分かれています。
今まさに起こっている脅威から守るだけでなく、中長期的なセキュリティ体制の強化など幅広い役割を担っています。

セキュリティチーム一覧

(1)SOC/CSIRT(インシデント対応チーム)の運用

日本総研では、セキュリティインシデント(セキュリティ事故)の監視・検知・分析を行う組織「SOC(Security Operation Center)」と、今まさに起こっているセキュリティインシデントに対応する組織「CSIRT(Computer Security Incident Response Team)」を社内で構築し、運用しています。SOCチームは日本総研の海外子会社(ニューヨーク、ロンドン、ロサンゼルス)にも拠点があり、グローバルレベルで迫り来るサイバー脅威に対峙しています。また、各国チームとの人材交流も盛んに行っており、スムーズな情報共有を目指すことはもちろん、高度なセキュリティ人材の育成にも力を注いでいます。

[主な業務]

  • ・セキュリティ監視・分析
  • ・脅威動向・攻撃技術調査(インテリジェンス収集)
  • ・インシデントハンドリング
  • ・脆弱性診断
  • ・フォレンジック・ウイルス解析
SOC&CSIRT

(2)セキュリティシステム設計・セキュリティ製品検証

プロジェクトチームは、様々なベンダーのセキュリティ製品を組み合わせ、SMBCグループをサイバー攻撃から守るための強固なシステムを構築します。また、最先端のソリューションについて情報収集、試行を行い、新たなサイバー攻撃に対応する体制を整えています。

[主な業務]

  • ・セキュリティシステム設計
  • ・セキュリティシステム構築プロジェクト推進
  • ・セキュリティ製品の試行、評価
セキュリティシステム

(3)SMBCグループのセキュリティ要素のレベルアップ

リサーチチームは、強固なセキュリティのために必要な要素を技術・ヒト・仕組みの3つと捉え、SMBCグループにおけるそれぞれの要素のレベルアップに努めています。

[主な業務]

  • ・セキュリティに関わる新技術のグループへの適用検討
  • ・グループに向けたセキュリティ教育コンテンツの企画、実行
  • ・グループのサイバーセキュリティに関わるガイドラインや規程の整備

セキュリティ(オープンバンキング)に関連するサイト内の記事

セキュリティに関連するパンフレット(PDFダウンロード)

金融×ITの最前線「理論や技術は、使われて初めて価値が出る。」[PDF]