ユーザーとの距離が近い、
ファイナンスリースシステムの魅力。
入社以来、私はファイナンスリースの基幹システムに携わっている。銀行やクレジットカードのシステムよりは小規模ではあるものの、基幹システムの中に業務内で必要なあらゆる要素が詰まっているという特徴がある。私は大規模システムの一部分を担当するよりも、システム全体が理解できる仕事がしたいと思い、希望して今の部署に配属された。ITエンジニアから見たファイナンスリースの魅力は、1つのシステムで社内の情報を一括管理している点にある。システムを通じて業務全体を包括して見ることができるだけでなく、実際にシステムを利用している多様な部署のユーザーと直接話す機会も多い。自分が開発に携わったシステムが現場で役立っているとリアルに感じられる点も、自分自身のやりがいにつながっている。
会計のプロフェッショナルと対話できるよう、
勉強に励む日々。
私は商学部出身で、大学時代は簿記や財務諸表を主に学んでいた。ものづくりに興味があったため卒業後は当初よりIT企業で働こうと考えていたが、中でも会計の知識が活かせる金融機関のシステム構築に興味を持っていた。就職活動では、どのIT企業からも『上流から下流まですべての工程を網羅して開発できる』という説明を受け、何を基準に決めればいいのかと悩むことも多かった。しかし、日本総研は金融グループ内のIT戦略に関わる企業という点で、他の業務受託型のIT企業とは異なっていると感じた。金融ビジネスに非常に近いところで、より業務に密着したシステム開発ができるのはこの会社ではないかと思ったのだ。実際、その予感はぴたりと命中した。現在、私が担当するシステム構築の現場では、企業の経理部や監査部などに所属する会計のプロフェッショナルの方とお話しする機会が非常に多い。会計の知識は仕事をする上で必須であり、大学時代の勉強だけではとても間に合わず、入社以来少しずつ会計の知識を増やしてきた。最近ようやくバラバラだった情報が線でつながり、全体像がつかめるまでになってきた。これが正解ではないかとユーザーに提案し、あるべき姿をユーザーと共に議論することも増えている。ようやく、金融ITのプロとして第一歩を歩み始めたと実感できるようになった。
これまでの経験を活かし、
新たな分野でチャレンジをしたい。
日本総研といえば銀行の大規模システム、というイメージが強いかもしれない。しかし、実際にはグループ企業の様々なシステムを手がけており、システムの種類や規模も実に様々だ。自分の成長に合わせて携わる企業やシステムを変えていくことができる。もちろん、一つの分野でスペシャリティを磨くこともできる。自分次第で様々なキャリアデザインができる場所である点も、社員にとっては魅力的な環境だと思う。
私は入社以来、リース会社のシステム構築を通じて、システム構築の仕事を網羅的に学ぶことができたので、これからは会計の制度改定プロジェクトなどの大規模な案件に携わってみたい。会計という業務の専門性を高めながら、ユーザーからのあらゆる課題に対応できるようなエンジニアを目指していきたいと思う。