入社6年目で、
大規模金融システムのプロジェクトマネジャーに。
私は現在、銀行における主要な金融商品の1つであるデリバティブ売買の要となるシステム開発のプロジェクトマネジャーを担当している。24時間365日稼働し続ける市場で、安定的な取引を実現することが、私のミッションだ。
日本総研では、若手の日々の仕事の成果についてもしっかり評価され、実力があれば若くして数億円規模の大型プロジェクトのプロジェクトマネジャーなどにも抜擢され、活躍することができる。私自身、初めてプロジェクトマネジャーに就任したのは入社6年目のこと。その時にいきなり数十億円程度のプロジェクトの責任者を任され、そこからは同規模か、それ以上の超大型プロジェクトを完遂させてきた。今もチームをまとめ、全員でスクラムを組んで新しい道を作っている最中だ。
日本総研なら、正解のない問いを
ユーザーと共に考えることができる。
デリバティブの市場取引は、非常に変化が激しいことが特徴だ。新商品を即時に市場に投入せねばならないため、短時間でのシステム開発が必須となる。さらに複雑な金融工学を駆使し、高度な演算を瞬時に実行するための堅固な基盤が必要だ。日本総研では、アジャイルでの開発手法による短期間でのシステム開発の実現や、数百台のサーバを組み合わせた高速計算システムの開発を行い、銀行のデリバティブ事業をITの側面から支援している。
しかし、これらは言葉で言うほど単純に実現できるものではない。専門性の高い高度なシステムを、リスクを最小限に抑えながら猛スピードで開発するにはどうすればいいか、試行錯誤を繰り返し、自ら見いだしていかなければならないのだ。変化が激しい市場にマッチしたスピードで開発するために、具体的な案を提示することが我々の本当の価値だと思う。
加えて、実際にシステムを活用するユーザー側の社員も、我々日本総研と共に悩み、取り組んでいかなければ、真の正解にはたどり着かない。日本総研は一般的なIT企業と違い、ユーザーと一体で仕事をしているからこそ、システムを創る側、使う側という垣根を乗り超えて一丸となってゴールに向かうことができる。それは、我々にとってもユーザーにとっても、幸せな関係であると思う。
「自分がやらねば誰がやる」
強い当事者意識が求められる仕事。
この仕事に一番大切なのは、当事者意識だと私は考える。どれだけ自分ごととして腹をくくれるのか。日本総研がシステムのすべての責任を負っているので、絶対の最適解を探さなければならない。「自分がやらねば誰がやる」という強い想いこそが、たくさんの人を巻き込んでいく原動力だ。
金融工学とITの2つの専門性を発揮して、社会に影響を与える大規模プロジェクトを取り仕切る役割を担っていること。絶対にやりきってやるんだという想いを持って臆せず取り組んできたからこそ、今の自分がある。