最先端のITを武器に、
新たな金融機関のあり方を指し示したい。
ITソリューション部門
  • 若手
  • 男性
  • 理系
K.Kitano
所属 : ITソリューション 研究科/学部 : 自然科学研究科
日本総研でのキャリア : クレジットカード会社のシステム開発を経て、9年目に外資系ソフトウェア会社へ出向。その後日本総研シンクタンク部門にてリサーチャーとして活躍。11年目から「先端技術ラボ」に所属。
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シリコンバレーでのアプリ開発から
シンクタンクのリサーチャーまで、幅広く経験を積む。

大学で情報工学を学び、シンクタンク・コンサルティング・システムの三位一体運営という強みに惹かれ、日本総研に入社。その後8年間、クレジットカード会社のシステム開発に従事した。入社2年目に携わったシステムで、ユーザーの協力を得ながら無事カットオーバーの初日を終えられた時の達成感は今でも忘れられない。入社9年目には、大手の外資系ソフトウェア会社の開発部門に出向。シリコンバレーで現地のエンジニアと共にアプリの開発業務に携わった。日本に戻ってからは、当社のシンクタンク部門に配属となり、調査部のリサーチャーとしてITやデジタル技術が社会や経済に与える影響といったマクロな観点で調査する仕事にも従事した。日本総研に入社してから、実に様々な経験ができたことは、本当に自分の財産になっていると感じている。

金融グループの技術的目利き役を担う
「先端技術ラボ」で挑戦していきたいこと。

入社11年目からは、日本総研内に新設された「先端技術ラボ」に所属し、先端技術に関する「リサーチ」や「技術検証・評価」および「技術相談」を主なミッションとして活動している。先端技術ラボは、世界中の最先端技術の「目利き」として技術を評価し、選定するという役割を担う組織だ。たとえばFinTech技術と一口にいっても、実に多種多様なレベルの技術がある。どの技術が本当に有益で、魅力的で安全なサービスの提供に結びつくのか、技術を見極め、会社に対して最先端ITの活用という観点から経営指針を提言していくのが我々の仕事だ。その一環として、私は自社の行動基準となる「クレド(信条)」を作成した。一般的な金融系IT企業のイメージは、やや保守的で堅牢性や信頼性を重視していると思われがちであるが、そういったイメージを覆すような、挑戦的でスピーディーな働き方を実現していけるよう、先端技術ラボでも様々な側面から支援したいと思う。さらに、既存の金融ビジネスの枠にとらわれない、新たなビジネスの掘り起こしにも積極的に取り組んでいきたい。

金融機関の大転換期だからこそ、
新しいことに挑戦できるチャンスがある。

これまで様々な経験を経た中でも、これぞ自分の原点といえるのは、やはりクレジットカード会社のシステム開発時代の経験だと思う。細部にわたってシステムを具体的に理解しているからこそ、今の自分があり、強みであると感じている。
金融機関にとって大きな転換期を迎えている現在、これからはリスクとチャンスを見極めながら、新たなビジネスモデルを自ら再構築していかなければならない。その中で私は、最先端のITを武器に、新たな金融機関のあり方を指し示す存在でありたいと思う。幸い日本総研は、やりたいことは自ら手を挙げればチャンスが与えられるという環境がある。今までの経験を武器に、さらなる付加価値の高い仕事を創造していきたい。