キャッシュレス時代に向けた
新たなビジネスの創造に挑戦したい。
ITソリューション部門
  • 若手
  • 女性
  • 理系
M.Takahashi
所属 : ITソリューション 研究科/学部 : 理工学部
日本総研でのキャリア : 入社後、クレジットカードのシステム構築に携わっており、
現在はクレジットカードの請求システムを担当。
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IT戦略会社か、事業会社かで悩んだ就職活動。
自分が何を目指したいのかを考えた。

私にとって、金融とITは常に身近な存在だった。両親が金融機関に勤めており、TVで金融のニュースが流れると、必ず食卓で話題になるような家庭で育った。大学では経営システム工学を専攻、チームでイチからシステムを構築する手法を学んだ。そうして迎えた就職活動で、私が金融とITの双方に関わる仕事がしたいと考えるようになったのは、自分のバックボーンを最も活かす道だったからだ。金融ITの中でも特に強い関心を寄せていたのが、キャッシュレスに関する分野だ。父親から今後有望だと聞いていたこともあるが、これから人々の生活を大きく変えることになるキャッシュレスの普及に自分も貢献してみたい、という気持ちが強かった。
就職活動では、金融グループのIT戦略を担う日本総研と、事業会社であるカード会社の双方に内定が出て、どちらを選択すべきかずいぶん悩んだ。決め手になったのは、どちらがよりITの目線で全体を見ることができるか、という点だった。私が志望していたのは、クレジットカードの仕組みをシステムの側から捉え、事業側へ提言していけるような経験とスキルが身につく仕事だ。ITと事業の双方の観点から深く関わることができる日本総研のほうが、自分の目指す方向に近いと判断した。また、将来的に銀行やリースなど、金融グループ内の様々な事業に関わることができる点も魅力的だった。

正しく、的確に、分かりやすく人に伝える技術が
プログラミング以上に求められる。

入社後、私は希望を出してクレジットカードの部門に配属になり、現在はクレジットカードのお客様に対する請求業務に携わっている。大学で学んだプログラミング経験はもちろん非常に役立っているが、システム構築業務全体で考えれば、プログラミングの仕事は一部分に過ぎない。私はすでにユーザーやパートナーに対して業務フローを説明する仕事も任されているため、物事を分かりやすく、的確に伝える技術がプログラミング以上に重要になる場面が多いのだ。業務フローを図や表に落とし込んで可視化したり、文章化したりする経験は、大学時代の実習や飲食店のアルバイトで培ったもので、このスキルが非常に今の仕事に活きていると感じることが多い。自分が持てる力を総動員し、パートナーを率いてプロジェクトを成功に導くことができた際は、大きな達成感を得ることができた。

キャッシュレスの普及が進む今こそ、
利便性と信頼性を担保したシステムを提供したい。

クレジットカードは、将来的にはカードという形さえなくなると言われている。スマートフォンなどのモバイルデバイスの中で決済がすべて完結するという時代がもうすぐそこまで来ているのだ。キャッシュレスビジネスに携わるプレイヤーや、ビジネスを支える技術も多様化が進んでおり、お客様にとっての多種多様な利便性を追求している。一方、キャッシュレス社会が成熟化するにつれ、今後はより厳重なセキュリティ技術や、正確にシステムを動かす技術が見直され、注目されることになるのではないかと思う。金融グループだからこそ実現できる、利便性と信頼性の両方を担保した新しい決済ビジネスの創造に、ぜひ自分も携わってきたい。